育児:2歳の頃のイヤイヤ期に対してどう接していけば良いのか?
2歳になると子供の自我もますます強くなってきて、魔の2歳児と呼ばれる時期に差し掛かります。
この時期の子供は自己主張が高まる、何でも自分でやりたがるなどの特徴が出てきて、親の働き掛けに対して何に対しても「いや、いや」と否定してしまい
イヤイヤ期とも呼ばれます。
イヤイヤ期の子供に対して、どのように接していけば良いのでしょうか?
・子供の気持ちを一旦受け止める
「オムツを替えるよ」「着替えをするよ」「ご飯を食べるよ」など親が声をかけたことに対して、「いや、いや」という言葉で自己表現をしてくる2歳児に対して
ついつい「いやいやばかり言わないよ」「それをする時間だから」など言ってしまいがちになります。
しかし自分の主張が否定されたと思うと、子供の方はますます気持ちが落ち着かずに、いや、いやを繰り返しがちになってしまいます。
子供がいやという風に主張してきた場合には、一旦それを受け止めてあげるようにしましょう。
「○○したい気持ちなんだよね」という風に子供の気持ちを指示してあげることによって、子供は自分が認められているという気持ちを感じることが
できます。
一旦受け止めた上で「でも今は〇○しないと出かけられないからしようね」という風に言い聞かせると、受け止められたことによって、子供も親の言うことを
聞き入れやすくなります。
・自分が冷静でいるように努力をする
いや、いやと言われていると、親の方に余裕がなくなって、イライラしてくることがあります。
しかしその感情をぶつけて怒鳴ってしまっても、子供がヒートアップするだけです。
親の姿勢としては子供のいやいやに振り回されずに、落ち着いて対処するようにしましょう。
「どうして〇○したいと思うの?」「○○してからやりたいことができるからね」など言い聞かせるようにすることで、子供に伝わることもあります。
2歳だからまだまだこちらの気持ちが言葉では完全に理解できないと思いがちですが、話をして伝えることで、子供が理解できるようになってくるものです。
月齢が小さいうちはなかなか伝わらないことも多いですが、その積み重ねをしていくうちに、イヤイヤ期が落ち着いてくることが期待できます。
・子供自身が選んでいると思わせるように関わる
子供がイヤイヤ期にさしかかっている時には、なかなか親の言うことをすんなりと聞いてくれません。
これからご飯を食べる、お風呂に入って、寝かせたいという場合には、こども自身に選択させるようにしてみることも効果的です。
「○○ちゃん、先にお風呂?ごはん?」と質問をすることによって、自分に選ぶ権利が与えられたと満足して行動につなげてくれるものです。
着替えさせたいけれども「着替えようね」と言うといやいやと言われそうだなと感じる時には、服を二つ持ってきて「こっちかこっちか今日はどっちにしたいかな?」という
風に子供に選ばせてみると良いです。
このように子供が自分の気持ちを大事にしてくれたと感じるように、二つの選択肢の中から選ばせてみることも効果があります。
・親がリラックスする時間を持つ
イヤイヤ期の子供と一日接していると、親自身がストレスをいっぱいに抱えてしまい、しんどい気持ちになりがちです。
ストレスが蓄積されると、子供と関わる時にもついイライラしてしまったりして、子供もそれを感じ取り悪循環に陥ることがあります。
子供が昼寝をしている間、テレビを観ている間、夜に寝た後などに、母親自身がリラックスできる時間を持つことが大事です。
時には子どもを誰かに預けて、出かける時間を持つことも有効です。
まとめ
イヤイヤ期の子供に接していると、ストレスが溜まりがちになります。
しかし2歳児の成長過程であり、特にわがままであるなどではありません。
イヤイヤ期を受け止めて乗り越えることによって、子供が次の段階に成長していきます。
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